【第24回】元日SP:一年の計は「Googleカレンダー」にあり

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【第24回】元日SP:一年の計は「Googleカレンダー」にあり

2026.01.01

投稿日: 2026年1月1日(木)

~ すべてのパソコンをただの窓にするプロジェクト ~

新年、あけましておめでとうございます。 プロジェクト主宰の株式会社ワイコム・パブリッシングシステムズ代表のガミポンこと田上(たがみ)です。

新しい年が始まりました。 初詣に行き、おせちを食べ、今年の抱負を語り合っている頃でしょうか。

「今年は英語をマスターするぞ」 「新規事業を立ち上げるぞ」 「5キロ痩せるぞ」

素晴らしい目標です。 しかし、残酷なデータを一つ紹介します。 「新年の抱負の80%は、2月までに挫折する」と言われています。

なぜか? 意志が弱いからではありません。 「場所(時間)」を確保していないからです。

今日は、あなたの目標を単なる「妄想」で終わらせないために、私たちが持つ最強のツール「Googleカレンダー」を使った、夢の予約方法についてお話しします。

予定が入っていない目標は「妄想」だ

多くの人が、Googleカレンダーを「会議」や「アポイント」といった“他人との約束”を管理するためだけに使っています。 そして、自分の夢や目標は、手帳の裏表紙や、頭の片隅に書いておくだけ。

これでは絶対に達成できません。 日々の忙しい業務(他人からの依頼)が、あなたの時間を食いつぶしていくからです。

このプロジェクトの鉄則はこうです。 「カレンダーに入っていないことは、存在しないことと同じ」

「いつかやる」という日は来ません。 「毎週火曜日の朝8時」という枠がカレンダーに刻まれた瞬間、初めてその目標は現実のものとなります。

自分とのアポイントを「先取り」せよ

投資の世界に「給料が入ったら、まず貯金分を天引きせよ(Pay Yourself First)」という鉄則があります。 時間も同じです。

他人の予定(会議)が入る前に、「自分の未来のための時間」を天引きしてブロックするのです。

手順は3ステップ

  1. 繰り返し設定: 「AIの勉強をする」なら、毎週月・水の朝9:00〜10:00に予定を入れてください。設定は「毎週繰り返す」にします。
  2. 他人をブロック: その時間は「予定あり(Busy)」になります。Googleカレンダーを社内で共有していれば、部下や同僚はその時間に会議を入れられなくなります。
  3. 通知をオン: 開始10分前に通知が来るようにします。これがあなたの「コーチ」からの呼び出し音です。

紙の手帳を捨て、クラウドに人生を書け

「目標は紙に書いた方が叶う」というロマンチックな説もあります。 しかし、紙の手帳には致命的な欠点があります。

  • リマインドしてくれない: 書いたことを忘れます。
  • 共有できない: 周囲が容赦なく仕事を振ってきます。
  • 変更に弱い: 予定が変わるとぐちゃぐちゃになります。

Googleカレンダーなら、スマホ、PC、スマートウォッチ、すべての「窓」からあなたに語りかけてきます。 「おい、今は未来のために勉強する時間だぞ」と。

クラウド上に刻まれた予定は、あなたの意志の強さに関係なく、システムとしてあなたを動かします。

今日のアクション:2026年の「天引き」

お屠蘇(とそ)気分でリラックスしている今こそ、スマホを取り出してください。 そして、今年の「最大の目標」のために使う時間を、向こう1年分、カレンダーに登録してください。

  • タイトル: 「新規事業 構想タイム」「ジムに行く」
  • 日時: 毎週○曜日の○時
  • 色: 目立つ「赤」や「ゴールド(黄色)」に変える

これで、あなたの2026年は変わりました。 もう「時間がない」と言い訳することはできません。時間は先に確保しました。あとはやるだけです。

本年も、このブログでは「場所にとらわれない自由な働き方」を追求していきます。 どうぞよろしくお願いいたします。

明日は1月2日。 さっそく「AI(Gemini)」の実践編です。面倒な「新年の挨拶メール」、全部AIに書かせてみましょう。私が書くより立派なメールができました(笑)。

FAQ:Googleカレンダーでの「時間管理革命」に関するよくある質問

Q1. 長年「紙の手帳」を使っていて、その方が早くて確実だと感じます。それでも変えるべきですか? A1. はい、今年こそ変えるべきです。「自分のため」ではなく「会社のため」に。 紙の手帳は、あなた一人しか見ることができません。あなたが外出していれば、社員はあなたの予定がわからず、判断が遅れます。Googleカレンダーは「動く共有ホワイトボード」です。あなたが予定を入力した瞬間、秘書も、部下も、必要なメンバー全員がリアルタイムでそれを把握できます。「個人の備忘録」から「会社の共有資産」へ、スケジュールの考え方をアップデートしましょう。

Q2. 社長の私の予定が、社員全員に丸見えになるのは困るのですが…。 A2. ご安心ください。「見せる予定」と「見せない予定」を細かく設定できます。 例えば、全社会議や取引先への訪問は「公開」にし、役員だけの重要な打ち合わせや、個人的な通院などは「非公開(予定あり、とのみ表示)」に設定できます。社員には「社長は今忙しいのだな」ということだけが伝わり、具体的な中身は見えません。プライバシーを守りつつ、連携をスムーズにできます。

Q3. 「一年の計」といっても、まだ決まっていない予定ばかりです。どう入力すればいいですか? A3. 「決まっていないからこそ、先に枠を押さえる」のがコツです。 これを「タイムブロッキング」と呼びます。例えば「新規事業の検討時間」として、毎週水曜の午前中を先にブロックしてしまいます。そうしないと、日々の細かい打ち合わせやメール対応で、重要な時間がどんどん埋もれてしまうからです。未来の重要な時間を「予約」できるのは、デジタルならではの強みです。

Q4. 社内にある、あの大きな「行き先掲示板(ホワイトボード)」は捨ててもいいですか? A4. はい、ぜひ捨ててください(またはリサイクルへ)。 あのホワイトボードは「会社に出社しないと見られない」という最大の弱点があります。Googleカレンダーなら、出張先のホテルでも、移動中のタクシーの中でも、スマホで最新の状況を確認できます。物理的な場所に縛られない働き方(=窓化)を実現するためには、情報共有のデジタル化が不可欠です。

Q5. 慣れるまで大変そうです。秘書や社員に任せてしまっていいですか? A5. 最初の入力は任せても良いですが、必ず「社長自身のスマホ」で見る習慣をつけてください。 秘書の方が代理で入力する運用でも構いません。しかし、最終的な確認は、ご自身のスマホやタブレットで行ってください。いつでもどこでも、自分のこれからの動きを俯瞰できる状態が、経営判断のスピードを劇的に高めます。まずは今月の重要な予定を3つ、眺めることから始めてみましょう。

監修・執筆:田上恭由(たがみやすゆき)
株式会社ワイコム・パブリッシングシステムズ 代表取締役 上級ウェブ解析士
Google Cloud Partner Advantage 認定代理店。
西南学院大学経済学部卒。記者を経て中古車情報誌編集部で、世界初となるデジカメ画像利用の誌面完全自動制作システムを開発。平成8年に創業し、同システムは情報誌「カッチャオ」の成長を支えた。現在はウェブ集客支援へ移行し、構築700サイト・運営支援130社超の実績を持つ。近年は生成AIによる業務改革支援や研修開発に注力。中小・小規模企業のセキュリティを高めるためのGoogle Workspaceの導入支援にも力を入れている。講演・セミナー実績多数。「チームがみポンランニングクラブ」会長。

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