【第29回】議事録は人間が書く時代ではありません(AI書記)

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スタッフブログ

【第29回】議事録は人間が書く時代ではありません(AI書記)

2026.01.06

~ すべてのパソコンをただの窓にするプロジェクト ~

こんにちは。プロジェクト主宰です。

昨日から仕事が始まり、今日あたりから「年初の定例会議」や「キックオフミーティング」が詰め込まれているのではないでしょうか。

会議室で、一番若手の社員がパソコンに向かって必死にカタカタとキーボードを叩いている姿。 あるいは、あなた自身がメモを取りながら話を聞いている状況。

はっきり言います。 その時間は「無駄」であり、機会損失です。

人間がやるべきは「議論」と「決断」です。「記録」ではありません。 2026年の今、「議事録はAI(書記)に書かせる」のが、最も合理的でスマートな仕事の進め方です。

人間が書くと「ろくなこと」にならない

人間が議事録を書くことには、3つの致命的な欠陥があります。

  1. 参加できない: 必死に書いている人は、議論に参加できません。若手の貴重な意見が封印されてしまいます。
  2. 偏る(主観): 「ここは重要じゃないな」と勝手に判断して書き漏らしたり、自分の都合の良いように解釈したりします。
  3. 遅い: 会議が終わってから清書し、上司に確認し……配信されるのは3日後。その頃には皆、熱量を忘れています。

これらを解決するのが、**「録音」×「AI」**です。

手順は簡単。「コピペして命令」するだけ

今は、Googleの「Pixel」などのスマホや、Teams/ZoomなどのWeb会議ツールを使えば、会話が自動的に「文字起こし(テキスト化)」されます。

ただ、そのままだと「あー」とか「えー」が入った読みづらい長文です。 そこで、我らが部下「Gemini」の出番です。

【手順】

  1. 会議の文字起こしテキストをコピーする。
  2. Geminiにペーストし、以下の呪文(プロンプト)を唱える。

「以下の会議の会話ログを要約して。 特に『決定事項』『ネクストアクション(誰がいつまでに何をするか)』『保留事項』の3点に絞って、箇条書きでまとめて」

すると、AIは一瞬で数千文字の会話を読み解き、完璧な議事録を出力します。

「会議終了1分後」に議事録が出る衝撃

このスタイルの最大のメリットは、スピードです。

会議が終わった瞬間、AIに要約させる。 その場で全員に見せて、「これで認識合ってる?」と確認する。 そして「送信」ボタンを押す。

会議室を出る時には、すでに全員のスマホに議事録が届いている。 これが「窓化」された組織のスピード感です。

「言った言わない」の揉め事もなくなります。 「議事録作成」という残業時間も消滅します。 若手社員も、キーボードから手を離し、顔を上げて議論に参加できます。

今日のアクション:まずは「スマホ」を机に置く

今日の会議から、ぜひ試してみてください。

  1. 許可を取る: 「AIで議事録を作るので、録音させてください」と一言断る(これも大事なリテラシーです)。
  2. 録音・文字起こし: 文字起こし対応のボイスレコーダーアプリや、Web会議の自動字幕機能を使う。
  3. AIへ投入: そのテキストをGeminiに投げる。

出来上がった要約を見たとき、あなたは思うはずです。 「今まで人間が必死にメモを取っていたのは、一体何だったんだ?」と。かくいう私がその一人で、新卒で入った出版社時代、30分のインビューでは、文字起こしだけで4時間もかかっていました(笑)

機械ができることは機械に。人間は人間にしかできない「創造」と「決断」を。 それが、AI時代の正しい役割分担です。

明日は1月7日。 年始早々のトラブルやクレーム……心が削られる「お詫びメール」や「丁寧な断り状」を、AIに任せてストレスフリーにする方法をお話しします。

監修・執筆:田上恭由(たがみやすゆき)
株式会社ワイコム・パブリッシングシステムズ 代表取締役 上級ウェブ解析士
Google Cloud Partner Advantage 認定代理店。
西南学院大学経済学部卒。記者を経て中古車情報誌編集部で、世界初となるデジカメ画像利用の誌面完全自動制作システムを開発。平成8年に創業し、同システムは情報誌「カッチャオ」の成長を支えた。現在はウェブ集客支援へ移行し、構築700サイト・運営支援130社超の実績を持つ。近年は生成AIによる業務改革支援や研修開発に注力。中小・小規模企業のセキュリティを高めるためのGoogle Workspaceの導入支援にも力を入れている。講演・セミナー実績多数。「チームがみポンランニングクラブ」会長。

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