「顧客の心をつかむ文章作成のための生成AI活用法セミナー」で講師を担当しました

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お知らせ

「顧客の心をつかむ文章作成のための生成AI活用法セミナー」で講師を担当しました

2025.12.16

2025年10月30日 営業・マーケDXPO25福岡 専門セミナー 講師/弊社代表 田上恭由

2025年10月30日10時から、マリンメッセ福岡A館で開催された「営業・マーケDXPO’25福岡」の専門セミナーA会場にて、「顧客の心をつかむ文章作成のための生成AI活用法」と題したセミナーを担当させていただきました。会場はほぼ満席となり、福岡市内だけでなく、広島、鹿児島、大分、宮崎など九州各地から、中には5時間かけてお越しいただいた方もいらっしゃいました。皆様の熱意に心から感謝申し上げます。

現場の「三重苦」を解決する実践手法

セミナーでは、マーケティング担当者が日々直面している3つの課題—「時間がない」「反応が出ない」「何を書けばいいかわからない」—に焦点を当てました。特に中小企業では、社長や営業担当者がウェブ集客を兼務するケースが多く、週1本のブログ更新すら困難な状況です。

私自身、平成元年から記者として文字起こしと原稿作成に苦労してきた経験があります。1時間のインタビューの文字起こしに丸一日、そこから原稿を書くのにまた丸一日。カセットテープを巻き戻しながら、4行しか表示されないワープロで格闘していた時代を思い出します。しかし今、文字起こしツール「Notta」と生成AI「Claude」の組み合わせにより、この作業が数分で完了するようになりました。

ペルソナ設定から「魂の入った」文章へ

セミナーでまずご紹介した文章作成法は、生成AIに「ペルソナ情報」と「一次情報」を与えることで、読者の心に深く刺さる文章を作成する手法です。

実演では、北海道産白樺樹液を使用したボタニカル化粧水を例に、AIに製品情報を入力するだけで10パターンのペルソナ候補が自動生成される様子をご覧いただきました。「子育て中の主婦」というペルソナを選び、「人気女性誌の敏腕ビューティーライター」という役割をAIに与えて執筆させると、「深夜11時、スマホを握るあなた」「子供の寝かしつけ後のたった3分」といった具体的なシチュエーションを織り込んだ、共感性の高い文章が生成されました。

ところが、これだけでは、インターネット上に転がっている情報だけを参考にして生成AIが書いたものですから、心に刺さる文章とは言えません。ここで重要なのが「魂を入れる」作業です。開発会議や商談を録音し、文字起こしした内容をAIに入力することで、開発者の苦悩や情熱といったストーリーが自然に文章に織り込まれます。これこそが、Googleが評価し、読者の心に響くオリジナルコンテンツになるのです。

営業提案書への応用で成果4倍

この手法は営業活動にも応用できます。商談を録音し、顧客が語った言葉をもとにAIで企画書を作成すると、顧客の真のニーズが反映された提案書が完成します。実際、26歳の営業マンがこの手法を実践し、営業成績が4倍になった事例もご紹介しました。

参加者の熱い反応

質疑応答では、有料版AIの選択、具体的なツールの使い分け、Googleアナリティクス分析の自動化など、実践的な質問が相次ぎました。「すぐに試してみたい」「こんな使い方があったのか」という声を多数いただき、皆様の期待感とワクワク感が会場全体に満ちていました。

文章作成にはClaude、リサーチにはPerplexity、文字起こしにはNottaがおすすめです。有料版の利用で品質が格段に向上しますので、本気で取り組まれる方にはぜひ課金をお勧めします。

今日から始められる実践ワークフロー

このセミナーでお伝えしたかったのは、「AIに丸投げ」ではなく、「現場の一次情報を武器にするAI運用」です。録音ボタンを押すところから、成果の積み上げが始まります。従来の1/3〜1/4の時間で、質の高いコンテンツを継続的に作成できる—この現実を、ぜひ皆様の現場で実感していただきたいと思います。

遠方からお越しいただいた皆様、熱心にメモを取りながら聴講いただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様のマーケティング活動が、生成AIの力で大きく飛躍することを心より願っております。

執筆者/講師:田上恭由
株式会社ワイコム・パブリッシングシステムズ 代表取締役 WACA認証上級ウェブ解析士
平成元年に経済情報誌「ふくおか経済」を発行する株式会社地域情報センターに入社、企業取材記者としてスタートし、平成3年に中古車情報誌出版社へ移籍、編集部へ配属。中古車誌編集長時代に、デジタルカメラを世界で初めて利用した、独自の誌面自動生成システムを自身で開発、運用サポートを実施。最大330台が稼働。97年に独立開業後は同システムの開発・販売を手掛けていたが、現在はウェブ集客のコンサルティングを手がけ、37年にわたってコンテンツマーケティングの最前線で活躍中。記者・編集者時代に培った文章作成やコンテンツ制作の経験と、IT開発の両面の経験をもち、特に文章執筆やマーケティング施策立案、企画立案が自動化する生成AIの活用と講演活動に力を入れている。